ARENA TOUR 2023 T.I.M.E 乗車記録

初乗車ブログを書いたら乗車ブログは終わりなのか。
否、今日のライブは最初で最後。
私のTIMEも最初で最後。
ならば書くしかありますまい。
 
自身で書いた初乗車ブログを読み返した時、アレ?そうだったけ?と思うことがいくつかあった。たった半年、それだけの月日があれば、オタクは過去の自分のことをすっかり忘れてしまうくらいには推しに染まれるらしい。
なので、今回はTIME乗車記録を残すことにした。
タイムカプセルのように、いつかこのブログを読み返す未来に思いを馳せながら。
 
 
 
■ 1 憧れの自名義 ■

 

初乗車であるB9は残念ながら駆け込み乗車が間に合わず(リアル駆け込み乗車はおやめください)、顔も名前も知らない8号車からのチケトレでなんとか乗車をさせてもらった。
 
TIMEは遂に、憧れだった自名義での申し込み!!
 
どんな席であろうとも構わない。ソシャゲガチャ中毒のオタクとしては、自名義での座席ガチャに対戦を挑むことに意味がある。なんなら申し込みの時点で私の頭に浮かんでいたのは、天井席から米粒超特急を拝むビジョンであった。色とりどりのペンライトの中で拝む米粒超特急はさぞ美しかろう。
12/23-24の大阪2days、初日は単騎、2日目は友人A(以降A子さん)とA子さんの友人Kちゃん(カイくん推し)が来てくれるので3連番となる。
はっきり言って座席運がいい星の下に生まれた訳ではなかったが、神奈川初日に先に乗車する2人は大阪2日目を私に託してくれた。大感謝♾️
 
今回はTIME大阪2daysに加え、超特急の結成日である12/25にもイベントが行われる。会場はなんとZeppなんば
Zepp福岡とドラムロゴスに足を運んだことがある身としては、アリーナツアーのホールよりもまだ慣れ親しみがあるように感じたし、あの距離感で行われるイベントなんて次いつ巡り会えるか分からない。
12/25に有休を取れるかどうかなんてチケットが当たってから考えればいい、やらない後悔よりやる後悔。そう思い、私はいくらか逡巡した後にBirthdayイベントに申し込みをしたのだが、
 
なんと1次で希望公演が当選した。
 
ありがとう2023年、愛してるぜ。
 
上司にこのクソ忙しい時に本当は休むべきではないということは重々分かっている!!だがしかし!!どうしてもこの日は休みたい!!その他の土日を犠牲にして仕事をしても構わない!!どうかこの日だけは…ッ!!」という思いを社会的な文面に落とし込み伝えたところ、有休取得の許可が降りた。
もしかしすると、共に将来を考える大切な相手とクリスマスを過ごすのかと思われたのかもしれない。残念ながらそんな相手はいないのだが、大切な人たちと共に過ごすことに違いはない。
 
TIME2daysもしっかりチケットを抑えた私は、人生初のアリーナツアーにして人生初の大阪3daysに挑むこととなった。
 
 
 
■ 2 Rail to 大阪城ホール ■
 
TIMEは神奈川2日目の公演が配信されるため、曲の予習はもちろんコールの予習もでき、私のようなキャパ貧オタクには非常にありがたい。
8号車のすなるセトリ予想や、やって欲しい曲ビンゴというものを私もしてみんとする日はまだまだ遠いが、ひとまずA子さんに時間や時計が関連する楽曲はないかと問う。
そこで紹介されたのが確かSecret Express(ライブ音源ver)とTime Waveだったが、こんなん絶対やるや〜ん!!などと言って楽曲を知らないなりにセトリ予想を楽しんだ。
 
その間の超特急といえば、テレ東60祭の生放送に出演してお祭り騒ぎになったり、

このブログを書いて気付いたけどBirthdayの生写真撮ったのこの日だったんだね

各個人がその才能をあらゆる形で遺憾無く発揮したりしていた。

オーケストラ公演や年末特番の出演、アコギライブが決定したセブイレ個人名義での活動を再開したタカシ、ドラマ出演が途絶えず個人ファンミーティングが決まったタクヤ爆売れのスタートダッシュを好調に切り柏木悠のパン祭り(個人カレンダーお渡し会)を開催するハル、各々の趣味や特技を仕事に繋げつつまだまだ喋る稜海、色んな計画を進行させているであろうユーキ総監督にマサヒロロハを引き連れてダンスイベントでもやらないかと言い出す8号車
レコード大賞の企画賞にEBiDANソイヤが選出され、選抜メンバーのレコ大出演も決まった。
超特急を応援し始めてまだ1年も経過していないオタクが言うのもなんだが、今年の超特急はアクセルを踏み込むべく、確実にエンジンをふかしている様子だった。
 
そんな中で迎えた12/10神奈川2日目のTIME配信!!
A子さんの素敵な提案により、Kちゃんを加えた3人でテレビ電話を繋ぎながら配信を見ることにした。
いつか一堂に会して円盤上映会とかしてみたいな〜
※配信および各楽曲の感想は後述
U-NEXTの配信期間は1週間であったため、毎日必ずお気に入りの部分を再生し、コールの練習が必要な部分を熱心に視聴。
しかもA子さんは私宛にTIMEプレイリストを用意してくれていて、配信後にそれをLINEに送ってくれた。なんとありがたいことか。
 
配信が終われば、次はいよいよ現地参戦の大阪城ホール公演!
ライブ参戦用の服を買い、靴を買い、髪を寒色系に染め、人生初の推しジェルネイルを施した結果、交通宿泊費とは別に総額4万が飛んでいき、コールを練習し、体調を崩し、夢8お誕生日配信企画のアロハくんのチョッキサイン入りトゥルトゥル特大生写真に当選し、コールを練習して、遂にガチャ中毒オタクが待ちに待ったあの日が…
 
そう!!
座席ガチャの結果発表である!!
 
発表時点ではこのあたりかなぁ〜くらいの把握しかしていなかったが、なんと、初自名義にして1日目単番はアリーナセンステ近く、2日目連番はスタンド通路側でお立ち台の目の前だったのだ。
え、もしかして私この先一生、逆最前か天井か機材で視界遮られるのかな…?
ともあれ、初自名義ガチャにて勝利をおさめた私はA子さんとKちゃんに期待しておくよう伝えた。
 
 
 
■ 3 優しさに包まれたなら ■
 
学生時代を京都で過ごした私は、大阪は多少なり馴染みがあった。が、新大坂駅に降り立ちエスカレーターに乗る度に、右側に寄って立つ人々を見ては「ああ大阪に来たんだな」と感じる。
 
12/23-24の超特急のツアー公演に合わせて営業をしてくださったお菓子のマルシゲさんに足を運び、ちょうらじで紹介されていた気になるお菓子を購入。店内BGMはもちろんALL超特急
店員さんもとても親切で、積極的に超特急の話をしてくださり、ライブが益々楽しみになった。

スムーズにグッズ受け取りを済ませ、グッズを仕分け、怒涛の現地交換を行う。

お陰様でアロハくんの大阪verステッカー、トレカ、生写真を網羅し、なんなら大阪verで神奈川verの生写真の錬成にも成功。A子さん、Kちゃん、お取引相手のご好意で神奈川verのステッカーやトレカも手に入れ、現地交換の強さと持つべきものは友だと身にしみて感じた。

生写真はどうせ手抜きサンタコスやろ別に要らんわと思っていたがサンタアロハくんのあまりの可愛さに普通に6セット購入した。

ていうか、このクマちゃんを掲げて喜んでるアロハくん可愛すぎません???それはプレゼントもらう側のリアクションなんよ…ちなみにこのアロハくんは2枚確保している。

 

今回嬉しかったのは、大阪2日目に初めてフォロワーさんとお会い出来たことだ。

これまでの界隈とは打って変わり、8号車になってから臆病風に吹かれている私は、なかなか交流の輪を広げられずにいた。しかし、そんな私でも優しくしてくれる8号車さんは居るもので。

かわいい差し入れと素敵な無配、アロハくんのお手製ぬいぐるみとご挨拶させてもらい写真も撮らせてもらった。またいつかお会い出来たらいいなぁ。

 

 
 
■ 4 T.I.M.E -Truth Identity Making Era- ■
 
ここから先は12/10神奈川公演の配信、12/23大阪1日目、12/24大阪2日目の感想を一気に吐き出す。一部楽曲やソロコーナーには触れていなかったりするが、そこはご了承いただきたい。
 
 

Opening

巨大スクリーンが中央から左右に開き、センターのタクちゃんを筆頭に横一列にならんだメンバーが真っ白のライトとスモークを背負いながら登場。

思わず「アベンジャーズやん(勝手なイメージ)」などと口走ったが、横一列大好きオタクにはたまらない演出だ。
攻殻機動隊が好きなオタクはみんな横一列演出が大好き…そうでしょうユーキさん???
 
 

COUNTDOWN(表記仮)

初日の感想バレで1曲目に誰も知らない曲がきたということは知っていたのだが、Cead Mile FailteДобрый день、Typhoon、KNOCK U DOWNなどのベースを効かせたゴリッゴリの楽曲が大好きな私にどっ刺さりするパフォーマンスと演出であった。

特にシューヤくんのこぶしをきかせるような歌い方が大好きなのだが彼の高音ボイスとこぶしが遺憾なく発揮されておりテンションは爆上がりである。
 
少しイカつい印象を与えつつ、身体のシルエットを美しく見せる上下白の衣装がとても良い。全員インナーがノースリーブか定かではないが、たまにのぞかせる素肌が力強さの中に秘められた艶やかな美しさを感じさせてくれる。
そしてアロハくんは勿体ぶるとかせずに真っ先にジャケットを脱ぐ。1曲目(ツアー通して最短2番Aメロ)から脱ぐ奴おるんか。おったわ。好き
 
そしてなんとこの曲、アロハくんがセンターで抜かれる場面が3回もあるのだ。いいんですか総監督!?!?私こんな幸せでもいいんですか!!?
 
 

Secret Express

セトリ予想でA子さんに事前に聴かされていたのがライブ音源であったため、これがコール曲ということは知っていたが、ライブ配信でもしっかり8号車の声が入っている。これはありがたい。B9ではキャパオーバーで無理だったコールを予習し、ガッツリコールをするぞと意気込んだ。

確かこの曲はタクちゃんがただ歩くだけでオタクたちが声をあげるターンがあったはず…と、思ったところで私は画面の前でペンライトを握り締めた。

アロハくんである。アロハくんが、歩いているのである。まさか、そんな、アロハが、アロハが歩いたーーーーーーー!!??!!?!?!からの誘惑するようなキメ顔。
待ってくれ。総監督。
 
私が超特急のオタクになって間もない頃、A子さんに尋ねたことがある。
過去曲を9人体制にするにあたり、担当していたパートや配置が変わって、それに伴いカメラに抜かれるところやセンター割が1桁から2桁に変わっていたりすることもあるのではないか。それを見た1桁推しは正直どうなのかと。遺憾はないのかと。
A子さんは特段気にしていない様子であったが(さすが生粋の箱推し気質)、私のような推し特化型でかつバラエティなどのお決まり大好き人間的には、自分の推しの見せ場が別のメンバーに変わってる?!!?という衝撃とショックを受けるのではないか…とか色々思ってしまうのだ。
そんな複雑なオタク心を抱きつつ、興奮で燃え上がったラブハートを抑え込むことなどできないので「ありがとうございます!!ありがとうございます!!」と、とにかく全方位に感謝するしかなかった。
 
メンバーの名前が織り込まれたラップパートについても、セトリ予想時に「2桁の名前も入れてやって欲し〜!」などと言っていたのだが、歌詞を新たに見事にメンバー9人とNo.8を入れたリリックをお出しされ、大歓喜してしまった。
こうやって色んな楽曲が継承され、再構築され、新たな光を宿していくのだろうか…
ラップパートでのメンバーの名前コールを絶対に成功させてやる!!と猛特訓したのだが、2日とも「タクヤ」だけ1テンポ遅れてしまったのが悔しい…悔しいので、春ツアーもやってくれんか。
 
ところでコール前のユーキさんの「ぃ行くソ"ォ"ォ"!!!!!!!!」のがなりがめちゃくちゃ好きなので、ユーキさんには定期的にがなって煽って欲しい。
 
 

Time Wave

今回のセットリストの中でも1・2を争うほど好きな楽曲とパフォーマンス。

攻殻機動隊PSYCHO-PASSserial experiments lainなどの近未来SFアニメや、今敏監督作品、平沢進さんの楽曲が好きな人間にかなり刺さるのではないかと感じる。
 
特に「まどろみの中で〜」からのタカシくんとシューヤくんの歌声、旋律と音作りがめちゃめちゃ好きで、Ah〜からAメロに戻るまでの間の、電子の海に浮かび漂うようなメロディーと振付も最高だ。
超特急こそ、スタンド・アローン・コンプレックスでありながら己を失わず、しかし超特急というコンプレックス(複合体)としても揺るぎないという、確固たるグループの形なのではないか…そんなイメージが広がるパフォーマンスだった。何を言っているか分からないと思うが、私も分からない。
 
 

ロダン

私はここで己の罪を告白し、悔い改めなければならない。

なぜなら、ユーキさんとマーくんのソロダンスを見た後、私はあろうことか「アロハくんこのパート大丈夫?バックダンサーと一緒に合わせて踊ってるの想像がつかないんだけど」などと言ったのだから…
 
結論から言おう。
アロハくんはエンターテイナーとして輝いていたと。
 
私の疑念を打ち消し、8/8の日に彼が言った自分の個性と超特急の中和」というものを体現するようなパフォーマンスがそこにはあった。
13号車アロハを思わせる遊び心のある振り付け(ハンドルを回したり、クラクションが鳴ったり、スパークリングドリンクを開けたり)を散りばめ、ストリートの中で築かれたチームのような空気感の中で、彼が持つ個性を鮮やかに描き出す…まさか、アロハくんが自分のソロダンスパートにラインダンスを入れてくるなんて思いもしなかった。
ああ、これがシン・アロハか……(?)
 
アロハくんと言えば、パフォーマンスの中でコロコロと変わる表情がまた魅力的だが、ロダンスパートはその表情からとにかくずっと「楽しい」が溢れていた。
 
 

DJ Dominator

出た!カイくんが好きなやつ!

そしてアロハくんはソロパートの直後にドミネが始まるため、アロハくんのどきどき!アロハシャツ上手に脱げるかな?のコーナーが開催されていた。割とさっと脱げずに踊りながら脱いでいたのが可愛かった。
 
全員衣装チェンジが行われたが、この衣装もイイ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!アロハくんが着ていた銀のテロテロのシャツとか本当にもうね〜〜〜〜〜〜大好物です。
 
なんとなくだが、アロハくんがこのツアーで好きなったと言っていた曲はドミネなのかなぁと思っている。Winning Runと似たテイストの楽曲だなと感じたので。
 
 

We Can Do It!

イイ、良すぎる。この少し時代を感じる…安直に言えばダサめの音作り。

このパフォーマンスに関してはカメラワークもおもしろい。脚を開き両肘と腰でリズムを取るあの動きに合わせて、カメラが顔でもなく全身でもなく腰の動きにフォーカスして腰の絵を抜くのだ。実にあからさまである。
 
超特急は基本的に土台が穏やかで上品なので、清楚系トンチキのイメージがあったが、こういうカメラワークや演出もするのだなと新鮮な感覚だった。
突然ハロプロの話になるが、°C-uteは脚を開いたり大胆な動きを取り入れたダンスが多く、人によってはそれが下品に見えたりするかもしれないのだが、私としてはセクシャルな振付を取り入れることができるのは一つ武器であり、そういう戦い方もあっていいと思っている。
 
花道のセクシー大名行列とかアレめっちゃいいよね。
マーくん→ハルくん→アロハくんの2桁ダンサーで繋いでいくパートもありがたいなぁ〜4人が入る前は誰のパートだったんだろう。
センターステージでボーカルが順番にダンサーとの絡みを見せる中、センターでアロハくんが1人ジュディ・オングの『魅せられて』みたいになってるのもイイ。
大阪1日目では色気を漂わせたままセンターで微動だにしないアロハくんをじっと見つめていたのだが、なんとなくアロハくんのお顔がこちらの方を向いている気がした瞬間、私はターコイズのペンライト3本を思いっきり振りまくった。
オタクあるある、推しと目があった発動の瞬間である。おめでとう、ありがとう。
 
そんなことを思っていたのだが、その時が、来る。
 

 

一瞬、だった。
 
一瞬で私の分霊箱が消滅し、残機が吹き飛び、HPゲージが真っ赤になった。
配信でも現場でも、ガチであの瞬間だけ叫びながら顔の前で両腕をクロスし守りの姿勢を取った。あれを見て、瞬時に守りの姿勢を取れただけでも素晴らしい判断だったと思う。残念ながら毎度致命傷だったわけだが。
 
しかもアレ、神奈川2日目~大阪2日目で互いのアプローチに変化が見られるのだ。
【神奈川day2】
カイくんがアロハくんの頭を抱き寄せおでこコツン
【大阪day1】
カイくんがアロハくんの頬を撫ででからのおでこコツン
【大阪day2】
アロハくんがカイくんの頭を強めに抱き寄せおでこコツン
 
は???????
 
はぁ???????(キレてる)
 
あーあ、ブルハワ怖い(饅頭怖い)
 
あれ以来、私の中の8号車だった頃の琥珀さんが「あの日のブルハワが頭から離れねんだよ」と訴えかけてくる。可哀想に…
ちなみに、配信で見たリョウガさんのアプローチに素の笑顔を出してしまったユーキさんのことも頭から離れない。
 
 

Starlight

アニメ超特急のEDテーマ?初見の感想はコレに尽きた。

楽曲といい、カメラワークといい、メンバーが階段上で円形に配置され直立した状態でボーカル2人が隣り合って歌うのといい、00年代のSFロボット系アニメとかにめちゃくちゃありそうな絵作りだった。
そんなことを言っていると、A子さんからウルトラマンのED主題歌だよと教えられ、なるほどそこに寄せてるんだな?!と感動。エンタメは、見せ方次第でなんにでも化けれるというわけだ。
 
また、個人的に印象的だったのが「思い出して」の振付である。
何度見ても私には、あの振付と皆の表情が「何かを忘れてしまった」時のように思えるのだ。
あの振付や表情の意図について知っている8号車がいれば、是非教えて欲しい。
 
 

Billion Beats

去年のツアーである『新世界』で披露した楽曲という印象が強く、私の中でタクちゃんアロハくんハルくんの泣きスイッチが入りやすい楽曲と認識している。

いやしかし総監督、まさか我々まで演者として巻き込むとは…
 
ちなみに今回の8号車パートを受けて初めて、曲中で「20億分の」ではなく「20億の」という歌詞が一度だけ出てくることを知った。
全て「20億分の」だと思っていた私は、8号車のターンである「20億の」の入りのタイミングに苦戦することとなる。
 
 

バッタマン
超えてアバンチュール

コールの猛練習を約束されし2曲。

超特急のコールブログさんの助けを借りつつ、ライブ音源を聴きながら、口が勝手に動くまでコールの練習を繰り返した。
 
本番当日はそれはそれはもうコールをしながら踊ってヘドバンしてめっっっっちゃくちゃに楽しんだ。バッタマンの「超特急で出発進行!」をずっと言ってみたかったのでそれも全力で言えて大満足。
そういえば超特急がテレビに出るあたりどんなハッシュタグを使うかでSNSが賑わっていたが、個人的に『#超特急で出発進行』だったら楽しいなぁと思っている。
 
 

Believe×Believe

てっきりみんな「ビーーリビリ!!!」とコールしているのだと思っていた。ガリガリだった。

そして白目を剥く楽曲があることは知っていたのだが、お前だったのか。

 
白目を剥くダンサーの顔をカメラが抜く時、白目のタカシくんや白目を頑張っているシューヤくんが後ろに映り込んでいるのがすごく好き。
アロハくんはさすがの白目の剥きっぷりだった。奇声もよく出ている。
白目剥いて奇声あげる曲ってなんだよ。
 
やっていることは随分トンチキだが、この楽曲も旋律と音作りが結構好きで、Bメロなんかは特に刺さる。
あと「衝動がGot it got it 勝負はガチガチ」の顎と頭に手を添えて、顔をガクガクと動かすあの独特な振付は何度見ても魅了されてしまう。
でっかい手の中に、小さくて美しい推しの頭が包まれてる絵面めちゃくちゃ良くないですか???
 
 

SURVIVOR

担当カラーのレザージャケットが最高。本当に最高。そしてこの1曲だけという贅沢な使い方。控えずに言えば、もっとその衣装でのパフォーマンスも見たいのだが。

 
「Let's go come on get survivor」のところの振付、これパッと見ダサく思う人もいるかもしれないが、曲に合わせて踊るとむちゃくちゃ楽しい。
あとここの振付のマーくんがめちゃくちゃ好き。マーくんにはナイスLet's go come on get survivor賞2023を差し上げたい。
 
ここでも衝撃だったのが、Aメロ初手で長尺のアロハくんパートがあること。
結構な歴史のある楽曲だと思うのだが、1人?に対してあの尺が割かれているだけでも驚きなのに、更にはそれをアロハくんが踊っているではないか。
かつて誰のパートだったのかは存じ上げないが、私はLast Songにして再び「ありがとうございます!!ありがとうございます!!」と全方位に感謝するしかないオタクとなった。
 
 

アンコール客降り

大阪1日目はSAY NO、2日目は走れ!!!!超特急。

1日目はハルくんとマサヒロくんを近くに拝み、マサヒロくんに至っては8号車を2人を挟んだ程度の距離感で存在したいた。SAY NOお馴染みのあのポーズで、ゆらゆら揺れながらパフォーマンスを終えるマサヒロくんを拝むのは実にシュール。

 

するとマサヒロくん、目の前に居た4号車推しの8号車に向き直りロックオンしたかと思うと、すっと右手を差し出し指ハートをしたのだ。なんだその凄まじいマサヒロLOVE恋してるは…

ロックオン指ハートを直に受けた8号車はこちらを向きながらよろめき、周囲の8号車はその子の身体を支えようと咄嗟に手を差し出しながら微笑みあっていた。

 
2日目はというと、そうです!!
やって来ましたお立ち台の目の前!!
まず来てくれたのはユーキさん。
B9の時に実在を認識できなかった!!あの!!ユーキさんが!!目の前で走れを踊っているではないか!!!ていうかユーキさんめっちゃいい香りするね!?!噂には聞いてたけど、こんな踊りまくった後でもちゃんと香りにまで配慮してるとかアイドルって凄いな!!?!
そんなことを考えながら下から見上げるユーキさんは、本当に美しかった。
 
次に来てくれたのがタカシくん。
近くで見るタカシくんは本当に大きくて、優しくて、温かかった…想像より身体の厚みや腰の太さを感じ、さすがあれだけの歌唱をするに相応しい楽器(身体)を持っているのだと感じた。
タカシくんは歌いながら順番に一人一人としっかり目を合わせ…
 
そう、目を合わせてくれたのだ。
 
私にも。
 
タカシくんと目があった瞬間、私はデカめの悲鳴を上げながらよろけたのを覚えている。マスクをしていたが、目は驚愕に近い表情をしていたと思う。なんか、こう、もっと喜んでます!!♥みたいなリアクションができれば良かったんだけど、ごめんな。
でもこれに関してはタカシくんがカッコ良すぎんのが悪いんやぞ…
 
タクちゃんも目の前を通って行き、リョウガさんは結構なスピードで通り過ぎていった。こんな経験はもう二度とないだろう…
 
 

Rail to Dream 〜唯一無二番線出発進行です〜

配信で感じた、全体的な初々しさ。

かなりアップテンポな上、このツアーで初パフォーマンスの曲をこんなど終盤に持ってくるんだから、なかなか攻めている。その分粗も目立つが、リョウガさんの言うとおり、これからみんなでこの曲を育てていくのだと思うと俄然、現場で一緒にコールをするのが楽しみになった。
 
神奈川公演ではまだ確立されていない様子だったが、「僕らを僕らでいさせてくれてありがとう」のあとの空白で8号車からの「ありがとう」を返す。
大阪公演では自分1人でも絶対に言うぞ!と意気込んでいたが、他にも気持ちを同じくして現場に来ていた8号車がたくさん居たいらしい。会場には8号車からの「ありがとう」が響いていた。
終演後コメントで、シューヤくんがこれについて触れてくれていて嬉しかったなぁ。
 
ちなみにRtDは12/25のBirthdayイベント1部の最後にも披露されていたのだが、歌詞が出ていなくても8号車のコールは完璧だったし、8号車からの「ありがとう」がより近くに感じられた気がした。
 
 

Synchronism

すごくホールツアー感のある曲。

サビ部分のアロハくんの、愛おしさを抱き締めるような切ない笑顔が胸に刺さる。
超特急のみんなが肩を組んで「ありがとーー!!」と言ってくれるところが、12/23は「おおきにーー!!」になっていて少しクスッとした。
 超特急が東京ドームに立った時、是非この曲を浴びてみたい。
 
 

Party Maker

大阪2日目のダブルアンコール。

パフォーマンスが始まった瞬間、A子さんもKちゃんも、というか私以外の8号車がみな狂ったように湧き立った。私はというと、急なアウェイ感に戸惑いはしたものの、こんだけみんなが喜び湧いてるんだから間違いない、これは祭りだ!!と思いその場の空気に身を任せた。

 

考えるな、感じろ。

 
基本的に考えるな感じろタイプの私は、目の前で繰り広げられる奇行にとにかく悲鳴を上げまくった。無気力状態から順に覚醒してはTシャツを破り、力強く歌い踊りだす超特急。初手でTシャツを破りすぎて、早々に白タンクトップになってしまったアロハくん。誰かアロハくんに適度なTシャツの破り方を指導してあげてください。
まさか冬ツアーのWアンコールで水をぶっかける演出が出てくるとは思っていなかった。なんて景気がいいんだ。そして案の定、水がぶっかかりすぎて、1人だけ海から上がってきたみたいにビシャビシャになっているアロハくん。君は加減というものを知らんのか。好きだ
 
最終的に全員白タンクトップになり、タンクトップの背中に書かれた文字が並ぶ。
 
1 3 年 目 も よ ろ し く
 
ああ…超特急よ…望むところだと言わせてもらおう……
 
ちなみにこの楽曲、PVが公開された当時A子さんに動画を送りつけられそれを見て感想まで送っていたよう(しかも当時の自分としては高評価だった様子)だが、ほとんど記憶に残っていなかった。
 
 
 
■ 5 超特急という箱舟に乗って ■
 
『時間』というものの捉え方に、こういうものがある。
人は時を運ぶ方舟であり、多くの人々が代を変えつつ時を運ぶことによって、時間というものは絶えることなく流れ続ける…
これまでの超特急も、8号車も、9号車も、これからの超特急も、まさにこの時を運ぶ方舟なのかもしれない。
変わることなく続くもの、継承され新たな形になるもの、その行く先に何があり果たしてどうなるとも知れないが、途絶えることなく彼らの様々な可能性を花開かせるためにも、みなで時を運び続けるのだろう。
 
誰も知らない新たな1曲目から始まり、初代オーバーチュアであるSURVIVORで本編を締めるTIMEのセットリストは、超特急が刻んできた時を運び今へと繋ぎ、そしてこれからも時間として流れ続けさせる、そんなセットリストだったのかもしれない。
 
この記事の最初に、私のTIMEは最初で最後などと述べていたのだが、超特急のTIMEも私のTIMEも時間が流れ続ける限り続くに違いない。
そういうわけなので、U-NEXTには神奈川2日目の配信再開を考え直して欲しいし、円盤には大阪公演も収録してもらわないと私の体内時計が狂ってしまう。
皆で超特急という箱舟に乗り、あの日のParty Makerをこの先の未来へと運んで永遠にしよう…